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製品一覧とその特徴
    TakeT-SA(サウンドステージ・アクティベーター)を発売するまでの背景

 テイクティでは2004年にTAKET-H1, TAKET-BAT1を発売したのを皮切りに、ヘッドホンやスーパーツィーター
あるいはウーハー・ハイディフィニッショナーなどに、世界で初めて高分子圧電フィルムを使用した製品を送り出し
てきました。その間に強く感じたのは、マイクロサウンド(非常に微小な音)がオーディオの音に重要な表情を
与えるという事です。BATPUREの能率は70dBであり、WHDPUREに至っては50dBなので一般のスピーカーの
ノイズレベル以下です。つまり、人間は微小な音の立ち上がり成分を皮膚で感じとる能力が有り、それが音の
リアリティに大きく影響しているという考えに至りました。この当たりは、弊社ウェブサイトの
”テイクティ製品のすぐれた特徴 ”のページに解説していますので参考にしてください。
  http://www.taket.jp/japanese/products%20policy/policytext.html

さて、現実の音とオーディオの音の違いはまだ有ります。例えばオーディオの音場空間に漂うザラツキやモヤッとした
不透明な空間、時には淀んだ空間は平面的で現実とは異なります。それを解決しようとして、マルチチャンネル
録音再生などが試みられていますが、試聴しても何か違和感が生じてしまいます。確かに空間的広がりは
出ますが、その分スピーカーの間の薄くて不透明な空間もさらに広がっているように感じます。特にステレオ音場では
ステレオ空間のメインであるはずのセンター付近の音が薄くあいまいで、かえってサブであるはずの左右の音が元気
なのです。そのため、モノラル録音された音楽をモノラルスピーカーで聴くモノラルオーディオファンも少なくありません。
 
テイクティはここにもマイクロサウンドが及ぼす影響があるのではと考えました。つまり、ステレオ録音された音源は
左右の信号に分けられてメディアに記録されます。その時、センターにある音源は左右のマイクに同等に配分
されて録音され記録されます。その後、CDなどのメディアに記録された音源はCDプレーヤーやアンプなどを経て
スピーカーなどで再生されます。しかし、左右の信号がスピーカーに至る間にズレ(記録や読み取りや位相などのズレ)
が出て、スピーカーで再生された時には左右のスピーカーから出た音が同じ音なのかどうか、人間の脳の判断に迷い
が生じます。テイクティでは、これがオーディオステレオ音場の不透明な空間になり、センター付近が薄くなる原因
ではないかと考えました。もしそうであるなら、オーディオ信号がスピーカーに入る直前に左右の信号の素性を脳に
認識させれば良いでしょう。そこで、アンプのスピーカーへのL,R出力端子のプラス同士を接続してマイクロサウンド
信号をミックスすると、予想をはるかに上回る効果が出ました。そして、このミキシング方法にテイクティのノウハウで
ブラッシュアップし、TakeT-SAを誕生させる事ができました。
  
今後、ステレオ再生だけでなくマルチチャンネル再生にも大きな効果を発揮するでしょう。音場のリアリィティが増す
と映像の臨場感も高めますので、テレビや劇場で使用されれば,、再生される映像と音の空間が大きく変わると
考えています。

もちろん、弊社のスーパーツィーターやウーハー・ハイデフィニッショナーと組み合わせると、その相乗効果で、
音場のリアリティと音の質感が抜群にアップします。

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